すっかり久しぶりの更新になりました。
去年から今年にかけて、Twitterのほうで、このブログを見てセガワールドのソニックを見に行きましたという声を複数頂戴しています。
実際に足を運んで、記録を残してくれる方が増えるというのは、私個人としてはモチベーションアップにつながりますし、このブログを始めた甲斐があったなと大変うれしく思います!
店舗数が削減される一方で、既存店舗も統一イメージへのリニューアルもどんどん進んでいるので、店舗や店内に堂々描かれた「看板キャラクター」としてのソニックたちを、できるだけ記録できるように、これからも全国津々浦々巡りたいと思います。
さて、久しぶりの更新ですがいきなり番外編になります。
GWが明けて翌週、5月2週目の平日に、関東へ行くついでに宮城県・福島県方面へ出かけました。そのうち5/12に、常磐線をひたすら南下。沿線の福島県浜通り地方、茨城県、千葉県のセガ店舗を巡りました。
東日本大震災による津波、そして福島第一原発事故の影響が残るエリアでは、現在も帰宅困難区域として、居住や通行が制限されている区域があります。その区域の中に、セガワールド富岡があります。
訪問より少し前の4月はじめに、一部の制限区域が解除されましたが、このセガワールド富岡は、解除となった地域からほんの数百メートルほど位置ですが、残念ながら今回は引き続き帰宅困難区域内のままとなりました。
今回、同じく原発事故の影響で不通となっている、常磐線の浪江駅~竜田駅間(2017年5月現在)の代行バスに乗車し、車窓からその様子を少し見ることができました。制限エリア内を通る国道は、窓を開けない条件で自動車のみ通行が可能で、その国道沿いにセガワールド富岡があります。
あいにく走行中のバス車内からの、窓越しの撮影ですので、不鮮明ではありますが・・・Twitter上では、他の方が撮影されたより鮮明な写真もありますので、画像としてはそちらを参考にしていただくのがよいかと思います。
丸々6年の歳月、ほぼ手付かずの状態だと思われます。
地震そのものによる被害なのか、後々の劣化による物なのかはわかりませんが、壁が大きく崩れています(吹き抜けに当たる部分でしょうか? )。クラシックソニック・テイルスの看板はしっかりと壁に残っています。
事前にストリートビューやツイッター上の写真などでこうであることは、頭ではわかっていましたが・・・
実際に目の前の光景として、愛する看板キャラクターを掲げたお店が、ただただ朽ちている様子を目の当たりにして、何かが胸に突き刺さるような、そんな衝撃を受けました。
地域的にも、関西に住んでいると、東京より向こう側というのはあまり縁がありませんでした。また、小学生時代に阪神大震災を経験していますが、私の住んでた場所では特に被害はなく、その後の神戸もある程度復興が進んでから訪れているので、こうした光景をテレビを介さず自らの目でまの当たりにするのは初めてでした。
制限がかかる区域も含め、すべての復興が早期に成し遂げられるよう、心よりお祈りし、また、できることは限られますが、その応援もできるだけしていきたいと思います。
【店舗名】セガワールド富岡
【所在地】福島県双葉郡富岡町
【訪問日】2017.5.12